リモコンが利かなくなった日立エアコン RAS-R22X の赤外線受光部をDIY修理

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実家のエアコンが壊れたというので見てみました。

日立製のエアコンで、型式は RAS-R22X という、6畳用くらいのエアコンです。

リモコンが利かなくなった日立エアコン RAS-R22X の赤外線受光部をDIY修理

2008年製で、製造から11年経過していますが、自分で直せるものなら直したい…。

結論からいいますと、部品代たったの105円で修理が出来ました。



症状は、「リモコンで全く操作ができない」というもの。

初めは動いたり動かなかったりしていたようですが、ついには全く反応しなくなってしまったとのこと。

昨今の家庭用エアコンでリモコンで操作ができないとなると、ほぼ操作できないことになりますから困りものです。

リモコンが利かなくなった日立エアコン RAS-R22X の赤外線受光部をDIY修理

こんなリモコンです。

まずは問題がどこにあるのか切り分ける必要があります。

幸い、全く同じエアコンが別室に付いており、操作できない方のリモコンで別室のエアコンを操作してみたところ、問題なく操作できました。

逆に、操作できる方のリモコンを持ってきて、動かない方のエアコンに向けても全く反応しません。

となると、問題はリモコンではない。

ちなみにリモコンは普通の赤外線タイプです。

リモコンの故障であれば、同型か互換リモコンを別途買ってくれば済みますが、そうでなはないとなると、本体のどこかに問題があることになります。

このエアコンには、フロントパネルの中に「応急運転」というボタンがあります。

リモコンが利かなくなった日立エアコン RAS-R22X の赤外線受光部をDIY修理

これを爪でグイッと押してみると、何らかのモードでエアコンが動作しました。冷たい風が出てきます。

少なくとも冷房か除湿が機能しているようです。

この「応急運転」がどのような機能か調べてみると、「最後に運転したモード」で運転されるそうです。

長時間コンセントを抜いていた場合などはどうなのかよく分かりませんが、とにかくそういう機能のようです。

このエアコンは台所と繋がった部屋に設置されており、油汚れが多少あるように見えます。

試しにリモコン受光部があるパネルを開けて、受光部を手で擦ってみたり、軽く掃除してみましたが変わりません。

リモコンが利かなくなった日立エアコン RAS-R22X の赤外線受光部をDIY修理
赤外線リモコン受光部

ネットで色々調べていると、興味深い記事をいくつか見つけました。

それは、「日立のエアコンはリモコン受光部が壊れやすく、この部品を交換すれば復活する」というもの。

どうも、このエアコンもその症状っぽい。

で、そのリモコン受光部ですが、部品だけだと100円前後

そんな値段なので、ダメ元で交換してみることにしました。

リモコンが利かなくなった日立エアコン RAS-R22X の赤外線受光部をDIY修理

三本脚のリモコン受光部です。

秋月千石あたりを探ってみると、色んな種類のパーツがあるのが分かります。その中によく似た形のものが千石電商のサイトにありました。

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【シャープ ホルダーレス小型リモコン受光ユニット GP1UX511QS 赤外線受光モジュール】

形はそっくりです。これを購入して試してみます。

本体税込み105円、送料が350円。

この部品が問題なら、↓こんな風にしてやればとりあえず反応するはず。

リモコンが利かなくなった日立エアコン RAS-R22X の赤外線受光部をDIY修理

結果はビンゴ!!

バッチリ動作します!




問題箇所が特定できたので、部品交換のため化粧パネルを開けます。

(まずは、開閉する前面パネルを外してください。これは蝶番のところを見れば構造が分かると思います。)

リモコンが利かなくなった日立エアコン RAS-R22X の赤外線受光部をDIY修理

この機種の場合、化粧パネルは赤丸部分のネジ2箇所と、青矢印部分の爪上4箇所+下4箇所+中央付近1箇所(計9箇所)で止められています。(中央付近のやつは爪というほどのものではありません。)

爪の位置を詳しく見ると以下の通り。

リモコンが利かなくなった日立エアコン RAS-R22X の赤外線受光部をDIY修理

リモコンが利かなくなった日立エアコン RAS-R22X の赤外線受光部をDIY修理

リモコンが利かなくなった日立エアコン RAS-R22X の赤外線受光部をDIY修理

外し方ですが、ネジを外してパネルを手前方に向かって引っ張るだけです。

私はまず右下の配管用のフタを外し、ここに手を入れ力任せに引っ張ったら、右下からバリバリと外していけました。

リモコンが利かなくなった日立エアコン RAS-R22X の赤外線受光部をDIY修理
↑右下の配管用のパネルを外してそこから引っ張る

下側を外したら、サイドの上部を持ってまた手前方向に引っ張ります。また力任せです。

結果、力任せでも壊しませんでしたが、何かコツがあるのかもしれないので、壊したくない方は丁寧にやってくださいね。

構造的に見ても、手前に引っ張れば外れるかとは思いますが…。

情報源のサイトで見たものと違い、この機種はリモコン受光部辺りが別の基盤になっておらず、制御基盤がひとつにまとまっているようです。

リモコンが利かなくなった日立エアコン RAS-R22X の赤外線受光部をDIY修理

しょうがないので金属のボックスを開け、制御基盤をまるっと取り出します。

金属のボックスはネジなどで止まっておらず、横のテープを剥がして手前に引っ張ると軽い力で外れました。

中の制御基盤も爪で止まっているだけで、ネジ留め箇所はありません。

爪と4箇所の配線カプラーを外します。

リモコンが利かなくなった日立エアコン RAS-R22X の赤外線受光部をDIY修理



基盤だけになったところで、問題のパーツをじっくりと交換してやります。

リモコンが利かなくなった日立エアコン RAS-R22X の赤外線受光部をDIY修理

じっくりと言っても、テストした限り配線も全く同じでしたので、壊れたパーツを半田ごてで引っこ抜き、新しいパーツをそのまま差し込んで半田付けし直すだけです。

半田付けし直す際に、熱しすぎて受光部の半導体を壊さないようご注意。

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サックリ交換完了!

すっかり元通り、完全に動作するようになりました。

ちなみに半導体を半田付けするなら、温度調整できるやつだと上手く付けられますのでお奨めです。
あと、こて先に付いた半田を取り除いてくれる台もあった方がいいです。

ところで、交換した赤外線受光ユニット、形はそっくりですが、よく見ると印字されている型番のようなものが違います。

リモコンが利かなくなった日立エアコン RAS-R22X の赤外線受光部をDIY修理

リモコンが利かなくなった日立エアコン RAS-R22X の赤外線受光部をDIY修理

左が元々付いていたヤツ、右が新しく買ったヤツ。全然記号が違う。

結果動いているので、互換パーツと言うことでヨシとしましょうか。

修理代は部品代105円+送料350円=455円なり。

修理を依頼しても新しいエアコンに交換しても、数万円はかかるでしょうから、だいぶ安く上がりました!

元々動作せず、「壊してもいいや!」と思っていたので、なんだか儲けた気分です。

(素人作業なのでお奨めはしませんが、同様の作業をされる場合は自己責任でお願いしますね!)

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