ハイブリッドスマートウォッチが自分には最適解 FOSSIL Q CrewMaster を2年以上使ってみて

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スマートウォッチ、いいですよね。どいつもこいつもスマートウォッチしてやがりますね。
中には「使い方知ってんのか?」「何だか分かってるのか?」と思える方まで身につけています。

かつてはガジェット好きでApple信者だった私ですが、AppleWatchは完全スルー。PebbleTimeで一時期興奮しましたが、程なくしてPebbleは終焉。その顛末に失望してからスマートウォッチに興味が薄れていました。

というか、経済的余力がなくなり、ガジェット自体買うことより売ることの方が増えました。

(Pebbleをご存じでない方はググってください。楽しいヤツでした…)

それはさておき、AppleWatchのようなディスプレイ表示型でバッテリーライフの短いスマートウォッチにはそもそも興味が薄く、あのちいさな盤面に細々と表示されても老眼でもう見えんのです。

バッテリーも最低限4〜5日は保って欲しいですね。だって、一日の仕事終わりに腕を見たら止まってた、なんて興ざめじゃありませんか?その点Pebbleは良かった…。

AppleWatchなども老眼前にバッテリーが4〜5日保つモデルが出ていたら買っていたかもしれません。もちろん経済的に余裕があれば、ですけど(ここが一番ネック)。

そんな私も現在一応スマートウォッチを使っています。

スマートウォッチといっても、時計は機械式(ディスプレイ表示じゃない)のもので通称「ハイブリッドスマートウォッチ」です。




FOSSIL Q CrewMaster というモデルで、買ってから2年以上経ちますので、良いところ、イマイチなところをレビューしたいと思います。

FOSSIL Q CrewMaster

現行モデルではありませんが、恐らくFOSSILのハイブリッドスマーウォッチ(機械式アナログ時計のスマートウォッチ)の特性は変わっていないと思います。

もともと昔から腕時計をする習慣がありましたので、何かしらの腕時計はしていたいのですが、Pebbleがあまりにも面白かったため、それ以降、興味をそそられるものがなく、ごく普通のアナログ腕時計をしていました。

それでも、着信の通知くらいできる時計が欲しい!と思い、物色してみたところ、この『FOSSIL Q CrewMaster』が目に留まりました。当時たまたまとても安く買える機会があり、実物を見て購入に至りました。

老眼が進行して以来、スマートウォッチに求めるものも変わってきていました。

私がスマートウォッチ(あるいは普通の腕時計)に求めるものは以下の通りです。

  • 格好いい
  • 手の届く価格
  • 見やすい盤面
  • バッテリーが保つ
  • 着信の通知
  • 暗闇でも時間が分かる
  • 歩数計

意外とゆるい。このうちスマートウォッチに限った機能でいえば特に少なく、着信の通知と歩数計くらい。

FOSSIL Q CrewMaster に備わっているスマートウォッチとしての機能は、

  • 着信通知
  • 歩数計
  • 睡眠モニター
  • ミュージックコントロール
  • スマホの呼び出し

…くらいでしょうか。盤面がディスプレイではないのでAppleWatchやAndroidwareと比較したらホント大したことはできません。

使い切れない多機能より最低限の機能でその分安い。主な目的はあくまで『時計』なので、私はそれでいいと思っています。

欲を言えば、心拍などの健康管理につながるセンサー類があればなお良いとは思いますが、それによって価格が跳ね上がるなら要らないです。

さて、そんな FOSSIL Q CrewMaster の気に入っているところ、優れていると思うところ、イマイチだなと思うところを挙げてみます。

気に入っているところ
1.バッテリーライフ

FOSSIL Q CrewMaster の突出して優れている部分です。

メーカーの公称は6ヶ月となっていますが、初回購入時に入っていた電池でさえ1年以上保ちました。
2年以上経過していますが電池交換したのはまだ一回だけです。(さすがにそろそろなくなりそうです)

さらに、バッテリーが切れた場合でも、交換は自分で行うことが出来るので非常にリーズナブルです。
また、バッテリー交換時は蓋を開けてもバッテリー部分だけが露出するような二重構造となっており、ほかの機器部分はほぼ見えないので安心して交換できます。

FOSSIL Q CrewMaster
裏側のフタをコインドライバーなどで左に30度位回してやるとパカッと外れます。
一回目はかなり固くて、コインでは回らないと思います。私はコインドライバーを使っても少し溝に傷をつけてしまいました。

FOSSIL Q CrewMaster
開いてしまえばこっちのもの。
バッテリーはCR2430。コンビニや100円ショップなどで簡単に手に入るタイプではありませんが、Amazonやヨドバシなんかでは普通に売ってます。

また、バンドは汎用の22mm幅が使えます。

2.デザイン

これは主観に依りますが、私が買うきっかけになったのがデザイン(と価格)です。

一見普通のアナログウォッチで、不必要なクロノとかがなくシンプルかつ実用的で見やすい盤面。色も気に入ってます。

FOSSIL Q CrewMaster
ファンクションは右側の竜頭状のボタンとその上下2箇所のボタン。竜頭状のところはプッシュボタンになっているだけで回りません。「ひねる」ファンクションがあってもよさそうですが。

日付表示用の目盛り(分目盛りの外側)が非常に小さいです。こんなの見えません。

3.蓄光

地味ですが私には重要です。就寝中腕時計を付けたままなのですが、夜中目が覚めたときに時間を確認するクセがあるので、蓄光または簡単なアクションで暗闇でも時間が確認できるのが腕時計選びの条件の一つとなっています。

4.歩数計

腕時計単体で計れるのは、正確には『設定した歩数に達するまでのパーセンテージ』です。

スマホ側アプリで設定した歩数に到達するとバイブレーションでお知らせしてくれます。ウォーキングなどにとても便利(していませんがね)。

5.音楽コントロール

本体ボタンにスマホの音楽コントロール機能を割り当てられます。

ボタンには他にも日付表示(盤面の外周に日付が印字されておりそれを指す)や、第二時間帯表示、カメラのシャッター、ストップウォッチなどを割り当てられますが、結局全てのボタンを音楽コントロール(再生・停止・スキップ・音量)に割り当てて使っています。

最初は特に期待していなかった機能ですが、寝ながら音楽を聴く場合に特に便利です。

6.着信通知

これがメインですが、やっぱり便利です。スマホ本体のバイブレーションは気付かないことが多いので。電話の着信、メール、LINE、Skypeなどに対応しています。対応している通知はアプリケーション単位で、全ての通知に対応しているわけではありません。
どの着信に通知があったかは、時計の針が指定した番号を指すようになっています(メッセージだったら二時、LINEなら三時の位置など)。



イマイチなところ
1.バイブレーションが弱い

設定で強さを変えられますが、最強にしても強くはなく、密着するようにきちんとバンドを締めれば通知がわからないことはありませんが「ん?今振動した??」となることはあります。

2.スマホ側のソフトの完成度が低い

本体の機能が少ないので機能的にどうしろというのもありませんが、UIが酷い。表現が分かりづらいところがいくつかあり、未だにどういう意味なのかわからないところもあります。ローカライズも所々よくわからない部分があります。

FOSSIL Q CrewMaster
起床2分…何のことかよく分かりませんが、ほとんど毎日2分と出ます。グラフの色分けもよく分かりません。

3.秒針がない

バッテリー消費とトレードオフなので致し方ありませんが、欲しいと思うことはあります。
その代わり、分針は20秒に一度1/3分ずつ動きます。

FOSSIL Q CrewMaster
1分が3分割で進むので、大雑把な秒数がわかる。

4.睡眠トラッキングが信用できない

0時に床に入り、6時半に起床しているのに、睡眠時間8時間と出たりすることが希にあります。そもそも、スマートウォッチってどうやって睡眠をトラッキングしているのでしょうか?仕事中ずっと外してたりするのに。

5.日付が見にくい

老眼のせいもありますが、盤面外周に刻まれた日付の文字が小さすぎて非常に見にくい。というか見えない。見えれば、ボタンに日付表示を割り当てたいところですが、見えないのでどうしようもありません。もうちょっと大きめの文字にして欲しかった。

というわけで、2年以上使っていますが、概ね満足な FOSSIL Q CrewMaster でした。

FOSSIL Q CrewMaster は一部のガジェッターから見れば、メッセージの内容も地図も表示されない『ただの通知機能付き腕時計』なのですが、逆にそれらの機能はスマホを取り出せばできることですし、通知さえされればいいという方にはお奨めできる、割り切りの良いスマートウォッチと言えます。

正直なところ、Pebbleのような遊び心満載のスマートウォッチが恋しいですが、もう探さないようにしています(笑)。

『老眼』というあらがえない身体への仕打ちに、悲しいかな、もうスマートウォッチをストレスなく楽しめる日は来ないかもしれませんね…。